育毛剤の効能を最大限にいかす方法
育毛剤の効能を最大限にいかしていますか?
毎日続けることは中々出来ることではありませんので、ここに書いていますことを全て毎日しなくてもかまいません。
しかし、育毛剤はつけたり、つけなかったりでは、まったくの無駄になってしまいますので、まずは毎日つけること(できたら朝、夜2回)を最優先してください。
まずは育毛剤や育毛トニックのつけ方ですが、右のように頭皮から離して塗布する方が多いようです。
つけなくていい髪の毛にたくさんつきますので、無駄です。
せっかくですからすべて頭皮に満遍なく行き渡るように、髪の毛を掻き分けながら、そして毛穴に入って行くようなイメージで塗布しましょう。
なおジェット噴射式の育毛トニックは少し離してつけないといけませんが、髪の毛を掻き分けて地肌に行き渡らせましょう。
ではココから育毛剤を最大限にいかす方法です。
まずはタオルを熱いお湯に漬けておき、蒸しタオルを用意します。
週に2、3回でもいいですからシャンプーをする前に育毛トニックを生え際、M字などの気になる部分につけます。
普段使っている育毛剤でもいいのですが、スカルプトニック系のものでもかまいません。
ただし、ビタミンE配合(ビタミンE誘導体や酢酸トコフェロール)のものをオススメします。
軽くしぼった蒸しタオルを生え際を中心に頭全体を包みます。
約3分放置
風呂場でするのなら、この間に体を洗っておけばいいですね。
その後、通常のシャンプー法と同じように、汚れを流すようにたっぷりとシャワーします。
シャンプーの仕方はコチラ→シャンプーマッサージの仕方を参考にしてください。
髪の毛を7,80%ぐらい水分が無くなるほどタオルドライします。
髪の毛をこするようにではなく、包みこむように、軽く押しこんだり、女性であればパンパンと軽く叩くようにタオルドライすればいいでしょう。
なお、ドライヤーで乾かしてもかまいませんが、頭皮を乾かしすぎないように注意してください。
スポンジをイメージしていただけると分かると思いますが、まったくカラカラに乾いた状態より、少し水分がある方が浸透し易いからです。
リアップは頭皮を乾かしてから塗布という説明がありますが、一般的に頭皮は少し潤った状態のほうが液体の浸透力は高いように思われます。
無駄なく、気になる生え際の頭皮から、頭頂部にかけて塗布します。
指の腹で育毛剤を生え際からトップ部分全体に馴染ませるように軽くマッサージします。
写真のように手のひらで側頭部を支えながら頭のてっぺんに向かって上下、左右、斜め方向に持ち上げ、指の腹で軽く回しながらマッサージします。
コツは頭皮をこすると髪の毛が引っ張ってしまいますので、指の腹で皮膚を掴んで百会のツボに向かって引き上げるイメージです。
側頭部から持ち上げることにより、毛穴も開いたり閉じたりしますので、育毛剤の浸透力が増します。
*なお、発毛率90%の最新発毛『レーザーブラシ』等に代表される家庭用発毛・育毛機を持っている方は、育毛剤をつけてマッサージした後に、使用することをオススメします。
また、動物毛のブラシでブラッシングをするのも有効です。
詳しくはこちら→ブラッシングで育毛力を上げる
を参考にしてください。
髪の毛が濡れたままにしておくと、体温で頭皮が蒸れてしまいます。
ドライヤーでしっかり乾かしましょう。
特に濡れたまま寝てしまうのは、脱毛の原因(蒸れる)になりますので、せっかく育毛剤をつけたのに、何にもなりませんので注意してください。
実は育毛剤の効果というのは、長続きしにくいところがあって、一日一回では効果は半減の可能性があります。
夜勤の方は別として、夜寝る前にシャンプーしたとしても朝にはすでに頭皮は脂ぎっている方がほとんどです。
ですので、このまま塗布しても浸透しにくいことになります。
そこで、水を頭皮にスプレーしてもいいし、蒸しタオルで拭いてもいいでしょう。
オススメは精製水(薬局で100円ぐらいで売っています)です。
純水ですので、頭皮にやさしく、浸透も普通の水より良いということから、脂の汚れもよく取れます。
また、時間のある方は写真のようにコットンに水をつけてから地肌を拭いたほうが汚れが取れます。
そして、育毛剤をつけます。
地肌に満遍なく行き渡るように指の腹で伸ばしながら軽くマッサージします。
最後にドライヤーで乾かして終了です。
ブラッシングやシャンプー前の蒸しタオルは、時間的には5,6分で済むことですが、毎日となると中々できるものでは、ありません。
ですので、できるだけ思い立ったらするように心がけることが大切です。
薄毛、ハゲになるマイナス因子はなくなるわけではなく、常に働いているということを念頭においてください。
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